おんな塾 槻の屋

おんな塾 槻の屋

野生の生物と野生の女は、共に絶滅に瀕した種族
「狼と駆ける女たち」より
「槻の屋」は08年から続いている、
女性の「身体」と「物語」を
取り戻すための
学びの場です。

*2020よりオンラインで講座を開いています。お気軽にお問い合わせください。

女性に本来備わっている
「野生の知恵」は
長い間無視され、
おとしめられてきました。

「狼と駆ける女たち~
『野生の女』原型の神話と物語」
を手懸かりとして、
精神分析や学術的アプローチでは
たどり着くことのむずかしい
「野生の女」原型に迫ります。

内なる「野生の女」とともに
歩む人生は、
生き生きとして
愛に満ちあふれたものに
なるだけではなく、
人生のもっとも暗い局面に
立ちむかう力をも
与えてくれます。


参考文献:
「狼と駆ける女たち~
『野生の女』原型の神話と物語」
新潮社
(クラリッサ・ピンコラエステス著
原真佐子/植松みどり 訳)
*この本は絶版のため、
当日は抜粋を資料として使います。

女の魂は砂漠への道を、
共鳴からみつけることも、
過去の残酷な経験のゆえに
あるいは地上のもっと大きな生を
許されないがゆえに
みいだすこともあったでしょう。

そこで女がよく感じるのは、
自分が色鮮やかな花を
たった一つつけたサボテンでしかなく、
五百マイル四方何もない
空虚な土地に生きている、
ということです。

でも五百一マイル進む女には、
それ以上のものがあります。

小さな、はなやいだ家、そして老婆。
あなたをずっと待っていたのです。

(中略)

あのたった一つ咲く赤い花の下に立ち、
あの最後のきびしい一マイルめざして
まっすぐ歩きましょう

「狼と駆ける女たち」より

おんな塾 講義内容

第0回 野生の女を呼びさますお話し会
第一回 忍びよる侵入者-真実の鍵を求めて
第二回 直感の回復-できすぎた母親を死なせること
第三回 野生の女の伴侶-生・死・再生の関係を生きる
第四回 分の群れを見つける−祝福としての帰属
第五回 聖なるセクシュアリティを取り戻すこと
第六回 自分を守るために-罠、檻、毒餌を見分けること
第七回 魂が求めるものを精神が実現するために
第八回 幻想におぼれ、人生の焦点を失った時に
第九回 荷を下ろす場所―怒りの領域と許しの領域
第十回 スケイプコートー傷をまとい、生きること
第十一回 手のない娘 ― 野生の女の一生
第十二回 狼の生の規則
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